2024.04.06 鉢〇です。
今回は前回の記事2024.03.27「実生記録 欅を盆栽に仕立てるための直根の整理。」のケヤキを盆栽に仕立てるための作業をしていきます。ケヤキの木は種から発芽したあと、子葉が出て、十字葉が出た後、本葉が展開します。
発芽したあと出る葉が子葉と言い、子葉は十字葉、本葉とは葉の形が全く違い丸みのある葉が1つの苗に2つ対で出ます。
この十字葉が展開してきたタイミングで、子葉と十字葉の間で幹を切ります。
切りました。この子葉だけを残しておくと1週間程度で子葉のつけねから芽が出てきます。子葉は1本の苗に2つあるので、芽はほぼ100%2つ出てきます。将来出てくる2つの芽を基本に2又に仕立てていきます。
この十字葉の下で切る作業をすることで、2又分かれまでの高さを短くすることができ、きれいなケヤキの盆栽に仕立てることが出来ます。
十字葉が低い苗はそのまま切り取らず、そのまましておき、3本の芯ありの仕立ても出来るのでそのまま作ることも出来ますが、2又に作る時は子葉から出る芽で仕立てていく方法が有効です。
2024.05.17追記しました。
子葉から、2芽が芽吹いてきているので肥料を与えておきます。
子葉から1芽しか芽吹いていない苗木もありますが、肥料を与えた後に芽吹いてくることもあるのでそのままにしておきます。
肥料を与えたことによって、樹勢がついてくるので6月に芽摘みと葉刈りをしてく予定です。今後の作業は「実生記録 欅(ケヤキ)の実生を盆栽に仕立てる。」で記事をまとめていきます。
以上、ありがとうございました。
その後の記事2024.06.19「種から育てたケヤキの芽摘みをする。」を投稿しました。
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