実生記録 欅を盆栽に仕立てるための直根の整理。

2024.03.27 鉢〇です。
今回から、「実生記録 欅(ケヤキ)の種の採取時期による発芽率の違い。」で記事にしている実生のケヤキを本格的に盆栽の苗木として仕立てていく作業をしていきます。写真は記事とは別に蒔いておいた種が5個発芽しています。

ケヤキの盆栽用苗木の仕立て方は様々あるのですが、小さい盆栽を目指していくための仕立て方になるいくつかの方法のうちの1つのやり方で作業を進めていきます。

はじめに発芽したケヤキの子葉が開いて対生葉が出はじめた時期で直根の整理の植え替えをします。まわりの土を軽く持ち上げるようにして、苗を抜きます。

苗を抜きました。直根の途中で、根を切ります。根を切ったらすぐにビンなどにつけておき、根が乾くのを防止します。

根を切りました。直根を全部切り落とす軸切り挿し芽というやり方もありますが、数本は枯れてしまう可能性があるので、枯らさないやり方を選択します。

根を切った苗をポットに植え替えていきます。ポットは7.5cmプラポットを使います。

ポットに赤玉土小粒を半分程度入れておき、そこに苗を入れ、まわりに赤玉土小粒を入れます。このときに苗木が傾かないようにピンセットなどで軽く押さえながら慎重に作業をしますします。

今回の作業はこれで終了です。5個の直根を半分以上切り、ポットにあげました。

対生葉が大きくなってきたら、次の作業をしていきます。今後の作業は、「実生記録 欅(ケヤキ)の実生を盆栽に仕立てる。」で記事をまとめていきます。

以上、ありがとうございました。

その後の記事2024.04.06「ケヤキを子葉の上で切る。」を投稿しました。

サイトマップ(ブログマップ)へ戻る

コメント

広告2