梅の剪定はイメージが大切。

2024.02.05 鉢○です。

今回は前回の記事2024.01.23「梅の花が咲いたので本で品種を調べ、肥料を与える。」梅(Ux-01)の花がら取りと剪定をしていきます。

まずは、花を蕾ごと取ってしまいます。

花がらを取り終えたら、剪定をしていくのですが、梅の木は枝の先にある芽から優先して新芽がでてきます。イメージで新芽の出方を描いてみました。

剪定をしなかったら、こんな感じで新芽が枝の先の方からでてきます。このままでは枝ばかり長くなってしまい盆栽仕立てのものは形が大きくくずれてしまいます。

そこで、剪定をしていくのですが、まず、剪定をするための鋏は良いものを使いましょう。アルスコーポレーションの高級剪定鋏ブイエイトプロを使用します。

つぎに剪定のする(切る)位置ですが、一本一本の枝にどこに葉芽(新しく芽がでてくるところ)があるか確認してから行います。そして、できる限り幹に近い芽を残しつつ、隣の枝(隣の枝からでてくる新芽)と重ならない位置の芽から芽吹かせる位置で切ります。

上の写真では、赤の枝を伸ばしたいので、その一つうえの芽も残して2つうえの芽の箇所で切ります。

この枝には欲しいところに芽がなくて、枝の先にばかりに芽があるので、一番先の芽だけ切りました。こんな感じで、木全体を小さくする剪定をしていきます。

剪定をして、木を小さくしました。また、梅は頂芽優勢(木の上の方にある芽ほど強い)のため、うえの枝ほど短くするべきですが、この梅はまだまだこれから作っていく木なので、この程度で十分です。

最後に、こんな感じに新芽が出るのではないかというイメージを描いてみました。自然のものなので、イメージのとおりに芽がでることはほとんどありませんが。今後の成長は成長記録 梅(番号:Ux-01)で記事をまとめていきます。

以上。ありがとうございました。

その後の記事2024.03.21「梅の盆栽の苔を掃除する。」を投稿しました。

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