2024.02.12 鉢○です。
今回は前回の記事2023.11.29「紅葉に針金をかけて曲をつける。」の紅葉(舞姫)の植え替えと針金外しを行っていきます。この紅葉は取り木をする予定のため、植え替えの必要はないとも思いますが、取り木に向けて木に体力をつけさせるために、深鉢に植え替えをしていきます。
前回の記事から冬の間、少しずつ曲げをきつくしていました。
先に植え替える鉢の準備をします。鉢は3号駄温深鉢です。今までは3号駄温浅鉢にいれていたので、鉢の深さがあることで根の成長が良くなり、結果、木の成長も良くなります。鉢底ネットを針金で固定し、鉢底から木を固定するための針金(太さ1mm)を通しておきます。
鉢底には赤玉土小粒の粒の大きめのものを入れ、あとは鉢の半分程度まで赤玉土小粒を入れておきます。
鉢の準備ができたので、木の作業をしていきます。固定用の針金をニッパーで切り、鉢から木を抜きます。
本来の植え替えでは、かなりの量(半分以上)の根を切るのですが、この木は体力をつけさせるための植え替えなので、鉢の中でまわっている根だけ切ります。
根を切りました。このとき針金を外しておきます。
新しい鉢に木を入れ、根のうえで固定用針金をねじって木を固定します。
根の間にも十分に土が入るようにピンセットなどで土を根の間をつつきながら赤玉土小粒を入れていきます。
最後に水やりをして作業は終わりです。
約2ヶ月半針金をかけていましたが、幹へのくいこみはほとんどありません。冬場の針金かけはくいこませたくない木にはとても有効ですが、ほとんど成長期に戻ってしまうデメリットもあります。
今後は取り木をかけるまで枝を伸ばし続けて木に体力をつけさせていきます。今後の成長は成長記録 紅葉(Mm-01)で記事をまとめていきます。
以上、ありがとうございました。
その後の記事2024.04.18「取り木記録 紅葉(舞姫)の取り木」を投稿しました。
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