取り木記録 ケヤキの取り木

 2024.05.02 鉢〇です。

ケヤキの取り木をしていきます。

ケヤキは種から苗木を育てていますが、作り方は全て同じで、2又を作った後に木のバランスを考えて芽摘みや剪定をしています。

たまには違うこともしてみようと思って、取り木をかけて、より小さく仕立てていきます。

環状剥皮をしていきます。剥皮は樹皮とその下の形成層をしっかりと剥ぎ取ることが重要です。

環状剥皮しました。

取り木の成功率を上げるために針金を環状剥皮した場所の下の部分にしばっておきます。

今回は取り木をかける位置は低いため、ポリポット(7.5cm)に木が埋まってしまうため、ポリポットの上の部分を切っておきます。

ホッチキスでポットを固定します。

固定したポットの底が見えなくなるまで水ゴケを入れます。

水ゴケを切り刻んで赤玉土と混ぜた土をポットの上まで入れます。

最後に、乾燥防止用に水ゴケをポットの上においておき、水やりをしておきます。

今回の作業はこれで終了です。

2024.08.11 記事を更新しました。

少し取り木を外すには早いですが、外していきます。

取り木用のポリポットを外しました。

あまり発根している様子ではありません。

取り木用の土を落としていきます。

やはり、思っていた以上に発根していませんでした。

根の量は切り離しには十分あるので、切り離しをします。

切り離したケヤキは、今後、スリット入りの高質ポットで培養していきます。

十分に土をいれて軽く土をつついておきます。

水やりをして、

十分な根の量ではなかったので、上の葉の量を減らすために不要枝の剪定をして、一回り小さくしておきました。

これでこの記事は終わります。

ケヤキの取り木は、5月初旬に取り木かけをすると8月中旬には取り木外しができることがわかりました。ただ、十分な発根を期待するのであればもう少し早い時期(3月~4月)に取り木かけをするのが良いと考えます。このケヤキの今後の成長は、ケヤキ(番号:KY-02)で記事にしていきます。

以上、ありがとうございました。

その後の記事2024.12.02「取り木したケヤキの冬支度。」を投稿しました。

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