2024.04.02 鉢◯です。
今回は紫式部(コムラサキ)の植え替えを行っていきます。紫式部として販売されているものはほとんどがコムラサキのように思いますが、本来は別のものです。ムラサキシキブがまばらに実がつくのに対してコムラサキは数個の実がかたまってるきます。どちらでも秋に紫色の実をつけるきれいな木です。
今回は同じ鉢で植え替えを行っていきます。まず、木を固定している針金をニッパーで切ります。
固定していた針金を切って木を鉢から抜きます。
ムラサキシキブもコムラサキもどちらも根がよく成長するため、小さい鉢で育てる場合は1年に1回は植え替えが必要です。
木の作業をする前に鉢底ネットを交換しておきます。
古い鉢底ネットは根が詰まっている場合が多く排水性が悪くなることがあるので植え替えの度に交換をしておきます。
木の作業をしていきます。まず、固定していた針金をペンチなどで引抜ます。
固定用針金がとれたら根についた土を落とします。
根の状態は問題なさそうです。根を鉢に入る程度まで切りつめます。
根を切りつめたら、鉢に入れるための準備をします。
鉢底ネットの裏から固定用針金を通しておき、鉢の半分程度まで赤玉土小粒を入れておきます。
鉢に入れる準備ができたら、木を鉢に入れ、固定用針金を木の根のうえでねじって、木を固定します。
木を固定するときは細い根のうえで針金をねじると根が切れ、太い根のうえでねじると根がへこむように変形するので、数本の根のうえで加減をしながらねじります。
赤玉土小粒をピンセットなどでつつきながら入れ鉢の中に空洞ができないようにして鉢いっぱいまで土を入れます。
最後に水やりをして作業は終了です。今後の成長は成長記録 ムラサキシキブ(番号:MS-01)で記事をまとめていきます。
以上、ありがとうございました。
その後の記事2024.05.22「紫式部(コムラサキ)の蕾の先の芽を摘む。」を投稿しました。
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