2024.03.04 鉢〇です。
2024年初めての農薬の散布をしていきます。
冬場は害虫の発生もほとんどないため、昨年の12月から農薬は一切使っていません。これからは気温が上昇してきますので、害虫が活動し始める直前に農薬を散布するのが良いと考えます。この農薬散布時期が遅くなり、害虫が活発に活動し始めてから農薬を散布していては、木に薬害が出るほど高濃度の農薬を散布しなければ害虫の駆除が難しくなってきます。
年初めの農薬の散布時期はいつも時期を表す「啓蟄(けいちつ)」を目安にしています。このころから虫が動きはじめるという季語でもあるので、理にかなっていると思います。今年の啓蟄の時期は今年は3月5日のようですので、今年初回の月1回の農薬散布を始めていきます。
年初めに使用する農薬は一般的に薬害が出にくいものを選び、今回は株式会社エムシー緑化の「サンヨール」を500倍希釈で散布していきます。農薬の作成は2023.12.17「農薬を調合する。」と同じ方法で1L作成しました。
今の時期は、常緑樹以外は木に葉がありませんので、芽をくわれないように膨らみかけの新芽を主に木全体に農薬をスプレーしておきます。また、常緑樹は葉裏に害虫の卵や幼虫がいる場合があるので葉裏に重点をおいてスプレーしておきます。こんな感じで全ての植物に毎月、月初めに農薬散布をしていく予定です。
以上、ありがとうございました。
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