2024.02.20鉢○です。
梅の実生苗(「みしょうなえ」と読みます)を育てていきます。梅は実梅、花梅ともに品種が非常に多く、好きな品種を増殖させるためには挿し木、接ぎ木、取り木などの作業が必要となります。普通にスーパーなどで売っている梅の種を地面に植えて育てても、それが「南高梅」と書かれた梅の商品であっても、地面から育った梅の木は南高梅にはなりません。そこで、好きな梅の品種を増殖させる技術の接ぎ木をするための準備として梅の実生(みしょう)をしていきます。梅の場合、接ぎ木をする台木は基本的に挿し木か実生で作ります。しかし、挿し木は管理が大変であり、挿し木で増殖させた梅の木は木の寿命が短くなるとも言われているため実生苗を育てています。
今年は、2月から4月並みの気温となる日があったため、梅の発芽が始まりました。今後、寒さが戻るようですが、梅は耐寒性があるため外でほったらかしにしておきます。というのも、梅の種も欅(ケヤキ)と同様に100個以上の種を撒いているため、多少枯れても影響はありません。
ケヤキの実生の記事はこちら↓
2024.04.08記事を更新しました。
鉢〇です。
梅の実生がほとんど発芽しましたので記事にしていきます。約100個蒔いた種は、約60本発芽しました。
発芽率は6割程度なのでそこそこといったところでしょうか。これからは、この苗を1年間水やりのみで成長させて接ぎ木の台木用苗として育てていきます。今回の記事はこれにて終わりますが、梅の実生苗用の種取りからの2025年の記録は別の記事で投稿する予定です。
以上、ありがとうございました。
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