2024.01.24 鉢〇です。
今回は、ユキヤナギ(番号:YY-01)を盆栽に仕立てるための植え替えを行っていきます。ユキヤナギは桜の代表品種であるソメイヨシノが咲く前に、小さい白い花を枝いっぱいに咲かせるきれいな木です。
このユキヤナギは挿し木から約3年培養し、化粧鉢が似合うところまで整ってきましたので、化粧鉢に植え替えをしてきます。
まず、鉢の準備をします。植え替える鉢は3号のオリベ釉薬の鉢です。鉢底ネットを針金で固定し、木を固定するための針金を鉢底から通しておきます。
鉢に粒の大きな赤玉土を鉢底が見えなくなるまで入れます。
粒の大きな赤玉土を鉢底が見えなくなるまで入れた後、赤玉土を鉢の半分程度まで入れておき鉢の準備は終わりです。
木の作業をしていきます。まずポットから根を抜き、根の状態を確認します。根がかなりまわっています。
根をほぐしました。ユキヤナギは細かい根が多く出るため、毎年植え替えた方が木の成長のためには良いです。
根をほぐし終えたら鉢に入る程度まで底の根を切ります。このとき、太い根があれば大きく切り取る必要がありますが、この木に太い根はありませんでした。
鉢に入る程度まで根を切り終えたら、準備しておいた鉢に入れ、固定用の針金を根のうえでねじって木を固定します。このとき、針金をヤットコ(ラジオペンチ)などで軽く引っ張りながらねじると、根をあまり傷めずに木を固定することができます。
周りに土を入れていき、ピンセットなどで根の隙間をつつきながら根と根の間に土が入るようにし、鉢の中に空洞ができないようにします。
鉢の上まで土を入れ終えたら、最後に水やりをしておきます。
今年は化粧鉢でユキヤナギのきれいな花をみることができそうです。今後の成長は成長記録 ユキヤナギ(番号:YY-01)で記事をまとめていきます。
以上。ありがとうございました。
その後の記事2024.03.19「ユキヤナギの花の咲きはじめ。ひこばえを切り取る。」を投稿しました。
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