枝垂れ梅(呉服)の植え替え。捨てられない土は再利用。

 2024.01.17 鉢〇です。

今回は枝垂れ梅(番号:Ukh-01)の植え替えと、植え替えで出た古い土を再利用する方法を記事にしていきます。この枝垂れ梅は呉服という人気品種で紅色の花が咲きます。近くのホームセンターで売っているのを発見し、この梅の品種はもっていなかったので、ついつい買ってしまいました。今後、鉢で育てていきたいと思います。

では植え替えをしていきます。植え替える鉢はこれからの培養のため6号駄温深鉢にします。植え替えについてはこちらの記事(2024.01.06「ネットで購入した梅(八重寒紅)を植え替える。」も参考にしてください。鉢に鉢底ネットを固定し、ごろ石を底に入れておきます。

ゴロ石を入れたら粒赤玉土をゴロ石が見えなくなるまでいれます。

では、本題の土の再利用について。

そもそも土は「ごみ」として廃棄することが難しく、土は収集してくれない地域もあります(お住まいの自治体の処分方法を確認してください)。ベランダなどで植物を育てている方は古い土の処分に苦労されていると思います。その処分を少しでも少なくする再利用方法の1つを紹介します。

その再利用方法とは、根など「ごみ」として廃棄できるもの(お住まいの自治体の処分方法を確認してください。)を取り除いた古い土を新しい土と混ぜて使用します。ただ、それだけです。同じ鉢や大きい鉢に植え替えるときは、ほとんど100%古い土を再利用できます。

では実際にやっていきます。鉢から根を抜いて、根をほぐします。このとき、古い土を全部受けられるようにバケツの中で作業をします。

根をほぐしました。

古い土や切れた根がバケツの中に全部入っています。切れた根は取り除きます。

バケツの中の根を取り除きました。細かい根は残ってしまいますが、この程度であれば問題ありません。

古い土と同じくらいの量の新しい土(赤玉土小粒)をバケツに追加で入れます。

この古い土と新しい土をバケツの中で混ぜます。

古い土を再利用する場合、中和剤の苦土石灰を少量入れることがあると思いますが、赤玉土は基本的にアルカリ性のため、中和剤を入れる必要はありません。とくに苦土石灰による中和には約1か月程度の期間を要するため、入れない方が木のためにも良いです。

混ぜた土を鉢に土を入れていきます。少し入れては鉢の中に空洞ができないように串などで根の間をつきながら3回程度に分けて全部を入れていきます。

混ぜた土を全部入れても鉢の3分の2くらいまでしか土がありません。足りない分は新しい土(赤玉土小粒)だけを追加で鉢に入れていきます。このときも串などでつつきながら空洞ができないようにしていきます。

土を入れおわりました。

後は、水やりを十分にしておき、ストレプトマイシン系薬剤で消毒をしておきます。

今後の成長は成長記録 枝垂れ梅(番号:Ukh-01)で記事をまとめていきます。

以上。ありがとうございました。

その後の記事「枝垂れ梅(呉服)の剪定をする。」を投稿しました。

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