2023.12.18 鉢〇です。
今回はヒメシャラ(番号:HS-01)を針金で整枝していきます。一般的な針金かけは、グルグルと針金を巻きつけていきますが、ヒメシャラをはじめとする幹肌がみどころの樹種は、針金をかけた跡(幹の食い込み、傷など)が残ってしまい、せっかくの良さが失われてしまいます。
そのため、グルグルと巻きつける針金かけをせず、針金かけをひっかけて整枝をしています。
10月に2つの枝に針金をひっかけて枝を下げておいたので、その上の枝を下げていきます。針金をひっかける前に10月にひっかけておいた2つの枝の針金をとります。
いい感じで下がっています。では、針金をひっかけていきます。
ひっかけた針金かけを鉢の下を通して、反対の枝にもひっかけ、鉢の下で針金をねじります。ねじり加減で枝の下げ具合を調整します。
ヒメシャラは特に芽が上に向く樹種のため、少し枝を下げておかないと、上の方ばかりがモサモサとしてしまうので、傷のつかない針金かけは必要です。針金をひっかける整枝は、紅葉など、成長が早くすぐに針金がくいこむ樹種にも使えます。今後の成長は成長記録 ヒメシャラ(番号:HS-01)で記事をまとめていきます。
以上。ありがとうございました。
その後の記事2024.02.29「ヒメシャラの針金外しと植え替え。と針金かけ。」を投稿しました。
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