2025.01.04
鉢〇です。
ホームセンターで売っている盆栽仕立ての梅の苗木を本格的な盆栽に仕立てる様子を記事にしていきます。今回選んだ苗木は良く流通している冬至梅(番号:Utj-01)です。
冬至梅は冬至の名前ですが、冬至の頃(12月20日頃)に咲かせるためには置き場所を室内にしたり管理方法を変える必要があります。普通に管理方法を変えずにいた場合、冬至梅が咲き始める時期は1月下旬頃です。
早速、植え替えの作業をしていきます。
植え替え(鉢に入ってなかったので、植えつけ?)をする鉢は4号駄温深鉢にします。
もともと5号駄温浅鉢で培養されていた苗木なので、4号鉢にする場合はかなり根を切る必要があります。
しかし、今回購入した苗木は真ん中に間延びした部分があるので花後の剪定の時に間延びした部分を全て切り取る予定なので、根をかなり切り取っても大丈夫でしょう。
鉢の準備はいつもどおり鉢底ネットを針金で固定し、木を固定するようの針金を鉢底ネットから通しておきます。
そのあと、赤玉土小粒を鉢の半分程度まで入れておきます。
木の作業をしていきます。
根を包んでいた新聞をとり根の状態を確認します。
特に問題となる様子はありません。
古い土をできる限り落とします。
この作業に時間がかかり面倒なのですが、この作業は重要なのでしっかりと土を落としきります。
土を落とした後は根を鉢に入る大きさまで切りつめていきます。
このとき、底の根はできるだけ平らにして、木が自立するようにします。
大きく根を切った箇所はトップジンMペーストを塗布して保護しておきました。
鉢に木を入れ、固定用針金を引っ張りながらねじりを繰り返し、木を固定します。
木を固定した後は赤玉土小粒をピンセットなどでつつきながら鉢の中に隙間ができないようにして入れます。
最後に水やりをして作業は完了です。花は1月中旬から咲き始め2月上旬が見ごろとなるでしょうか。
その後、しっかりと枝の剪定をして盆栽にしていきたいと思います。
今後の成長は成長記録 梅(番号:Utj-01)で記事をまとめていきます。
以上、ありがとうございました。
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