実生記録 接ぎ木用の梅の苗を種から育てる。(2025)

 2024.06.06 鉢〇です。

今年も接ぎ木用の梅の苗木を種から育てていきます。

梅を種から育てるために必要なもののひとつに梅の種がありますが、スーパーなどで販売されている梅の実を実生用に使うのは非常にもったいないですし、経済的にも…です。

そこで、梅の種(実)拾いからはじめていきます。

家などに梅の実のなる木があれば最高なのですが、そのような環境は少ないので、梅の実のなっている木を探します。

公園などの公共の場のものは基本的に持ち帰ることはできませんので、庭で梅の木を育てている方にお願いして、いただくのもひとつの方法です。

今回は近くの知り合いの土地にて落ちている実を拾います。

青梅でも、黄色でも、虫食い以外の実は全部拾いますが、発芽率を良くするためなら、黄色く熟した実の方が発芽率は良いです。

2024.06.25 追記しました。

拾ってきた梅の実は来年の春まで保存する必要があるので、土に埋めておき保存しておきます。

土に埋めておくことで、種を乾燥から守り、梅の果肉もある程度腐らせることができます。

あまり深くに埋めてしまうと、梅の種ごと腐ってしまうので、梅の実がかくれる程度に土をかぶせておきます。

埋めた場所がわからなくなることもあるので、大きな鉢があれば鉢の中で土にに埋めておくと埋めた場所もわからなくなりません。

埋めた梅の実は、冬前に掘り出して、果肉をきれいに取り除いて、育苗箱に種を撒く予定です。

2024.11.04 追記しました。

11月になりました。

埋めておいた梅を掘り返して育苗トレーに蒔きなおしておきます。

掘った種はほとんど果肉の部分はなくなっていて、種だけになっていました。

育苗トレーに赤玉土を1cm程しいておき、その上に種を適当に蒔きます。

梅の種は乾燥には弱いので、乾燥しないようにするために、蒔いた種の上に砂を1cm程度かぶせておきます。

来年の3月~4月にはどんどんと発芽する予定なので、それまでは水やりは雨にまかせておき、そのまま外で管理しておきます。

2025.03.18 記事を更新しました

梅の発芽が始まりました。

少し芽が出てきています。


3月18日で約10本ほどの発芽が確認できます。

2025.04.07記事を更新しました。

ほとんどの梅の種が発芽しました。


これを順次ポットに植え替えして、来年の春の接木用の台木にしていきます。

この記事はこれで終了します。

以上、ありがとうございました。

サイトマップ(ブログマップ)実生記録に戻る

サイトマップ(ブログマップ)へ戻る

コメント

広告2