取り木記録 ブナの取り木

2024.05.07  鉢〇です。

前回の記事2024.04.14「白神ブナの芽摘み。」のブナの木に取り木をかけていきます。

小さな盆栽に仕立てるにはこのブナは大きすぎるので、取り木をかけて腰高なところを修正していく予定です。

いつもと同じように環状剥皮をします。

環状剥皮した下の部分に針金をまきつけて、形成層が再度つながりにくくなるようにしておきます。

今回はポリポット(9.0cm)を使用するのですが、取り木をかける位置が高いため、先にポリポットに引っかける用の針金を取りつけておきます。

ひっかける用の針金を枝にひっかけて、環状剥皮した場所がポリポットの真ん中くらいにくるように取りつけます。

ポットはホッチキスで固定します。

水ゴケ入りの赤玉土をポット満杯に入れて、水やりをしておきます。

土の上に乾燥防止のための水ゴケをおいておき、最後に葉からの蒸散作用を抑えるために葉切り(大きな葉を半分程度に切り取る作業)をしておきます。

今回の作業はこれで終了です。ブナの木は取り木かけから半年は、取り木外しをするのは危険なので取り木外しは晩秋に行う予定です。

今後の状況はこの記事を更新していきます。

2024.10.17 記事を更新しました。

鉢〇です。

気温もだいぶ落ち着いてきたのでブナの取り木外しをしていきます。取り木用にかけていたポットを外します。

思ったほど発根していません。原因は環状剥皮が不十分だったのでカルスがつながってしまったのが発根不足になったと考えられます。

土を落としました。

1本は発根しているので、枯れることはないと信じて切り離しをします。カルスも塊のようにできているので、そこから根が出ると思います。

切り離しをしました。

切り離しをした場所は保護のため保護剤(トップジンMペースト)を塗布しておきました。

植え替える鉢はプラステラ105にします。

切り離した木をポットに入れて赤玉土小粒を十分に入れておきます。

ポットに入れただけでは木がグラグラして今後の発根に悪影響が出るため、木を麻紐で固定しておきます。

最後に水やりをして今回の作業は終わります。


これから、落葉していくので根の量は少なくても問題ありませんが、来年の春にしっかりと芽吹くのか様子をみていきます。

以上、ありがとうございました。

今後の成長は成長記録 ブナ(番号:BN-01)で記事をまとめていきます。

その後の記事2025.03.17「ブナの芽吹き前の剪定。」を投稿しました。

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