2024.03.11 鉢○です。
今回はトウカエデ(番号:TK-01)の植え替えを行っていきます。トウカエデは公園や街路樹に植えらている非常に樹勢の強い木で、紅葉もきれいです。毎年、種を拾って撒いています。今回植え替えをする木も昨年、種を蒔いておいたものです。
発芽して半年後の秋から針金で曲をつけておきました。幹の下の方には曲がついていないので、少し斜めに植えていこうと思います。
すでに芽吹きが始まっています。本来は芽吹きの前に植え替えを行った方が木の成長のためには良いのですが、樹勢の良い木であれば3月中なら大丈夫です。
今回も、夏の猛暑の水切れ対策のため、3号駄温深鉢に植え替えます。まだまだ3号鉢に植えるには小さい苗木ですが、2年くらい培養すればそこそこの大きさになってくれます。
鉢底ネットをアルミワイヤー(1.5mm)で固定し、固定用のアルミワイヤー(1.0mm)を鉢底から通しておきます。また、鉢底には粒の大きめの赤玉土を入れておきます。
ポットから木を抜きました。まだまだ、植え替えなくても問題ない根の成長具合ですが、植え替えしていきます。植え替えのために根についた土を落とします。
根についた土を落としたら、根をきりつめます。春の植え替えのときは半分以上の根をきりつめるようにしています。また、木の底の部分の根は本鉢に入れるときに邪魔になってくるので、この時にできるだけ切っておきます。
根をきりつめたら固定用の針金を引っ張りながら、ねじるようにして木を固定します。今回は少し斜めに植え付けるので、少し斜めに手で持ちながら、ねじりました。
木を固定したら、根の間にも十分に土が入るようにピンセットなどで土をつつきながら、根が見えなくなるまで土を入れます。
最後に水やりをしておき、作業は終了です。木に対して鉢が大きすぎますが、今後成長していい感じの大きさになってくれるのを期待します。今後の成長は成長記録 トウカエデ(番号:TK-01)で記事をまとめていきます。
以上、ありがとうございました。
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